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初めて付き合った彼氏は中学生。
真っ直ぐな目をしてて純粋で
照れ屋だけど、時折見せる中学生らしからぬ大人の男の顔に心底惚れていった

その彼はもう大学生。
会える回数がだんだんと減っていった

もうすぐ私の誕生日....
でも会えることはないだろう。

暗い気持ちのまま仕事へ向かう。
入り口付近に着くと、見知った髪色の青年が店長と話していた。

「あの子は幸せ者やな」

『当り前やん、俺が彼氏なんやから!』



その一言を聞いた瞬間、どんよりとした気持ちは一気に吹き飛び、気恥ずかしさで顔に熱が溜まり、嬉しさで視界がボヤける。

店長が青年に相槌を打ち、私を指差す

振り返った彼は私を見て目を見開き
すぐに優しく目を細め



『誕生日おめでとう』

そう言って、腕から溢れんばかりの薔薇を差し出してきた。


「あり、がと///」

その一言に沢山の気持ちを込めて
彼を抱き締めた。





薔薇99本~彼女ver.~
# by naniwa410-317 | 2014-09-28 19:31 | 夢小説
中学高校を卒業し、今は大学へと進学した。
アイツと会える機会が少なくなって
イライラしながらカレンダーを見る....


「謙也くんはいつも急やなぁ」
「うっさいわ///」

店長が呆れ笑いをしながら
用意していた薔薇を持ってくる。

「あの子は幸せ者やな」

自分の事のように嬉しそうに目を細める店長に

「当り前やん、俺が彼氏なんやから!」

そう自信満々に言うと
〝せやな〟と笑いながら、俺の後ろを指差す。

そこには、真っ赤な顔をして
目に涙を溜めてる愛しい恋人の姿。


「誕生日おめでとう」

そう言って薔薇を差し出すと

『あり、がと///』

小さくそれだけ呟いて
薔薇ごと俺に抱きついた。





薔薇99本~永遠の愛
ずっと一緒に居よう~
# by naniwa410-317 | 2014-09-28 18:52 | 夢小説
アイツと付き合いだして半年が経った
そして今日は、記念日。

「お、いらっしゃい謙也くん」
「ど、ども」

店に入ってキョロキョロする俺に
笑いながら〝今日は休みだよ〟と言う

「謙也くんは洒落たことするねぇ」

注文しといた11本の薔薇を包みながら
茶化してくる店長をジト目で睨む。

「お幸せにね」

その言葉を背に受けて、急いでアイツの家に向かう。


チャイムを押すと、笑顔で出てきた。
出会った頃から変わらない、俺が好きなあの笑顔。

薔薇を渡すと頬を染めてはにかみ

『私も愛してる///』



その一言が終わると同時に
堪らず薔薇ごと抱き締めた




薔薇11本~最愛~
# by naniwa410-317 | 2014-09-28 18:12 | 夢小説
※財前失恋


謙也さんに彼女が出来た。
俺も狙っとった花屋のお姉さん。

不器用で無愛想な俺とあの人は吊り合わん....
そう思って行動に移せなかった、そんな自分に後悔した。

謙也さんと笑いながら歩く姿を見て
〝お似合いや〟
そう思うたら悲しゅうなって....




『あら、財前くん!』

久し振りに来た俺を笑顔で出迎えてくれる。

「ども」

それだけ言って7本の薔薇を手に取り
レジへ持って行く。

『財前くんも好きな人出来たの?』







微笑みながら言う彼女に
泣きたくなるのを堪えて
薔薇を押し付け店を出た








薔薇7本~密かな愛~
# by naniwa410-317 | 2014-09-26 23:43 | 夢小説
最近よく来る中学生の男の子。
初めて会った時、真っ赤な顔で薔薇を渡されてビックリした。

あれから数ヶ月、彼はよくこの店に来る
その度に他愛もない話をして帰って行く

ある日、いつが休みかを聞かれ答えると

『一緒に遊ばへん?///』

そう言われてから、彼の気持ちに気づいたのかもしれない。
いつだったか、店長が教えてくれた。

――薔薇は本数によって花言葉が違う――







今日も彼は来て、数ヶ月振りに薔薇を買った。

少しの期待を胸に口を開く。

「プレゼント....ですか?///」

私の異変に気づいたのか、彼は嬉しそうにハニカミながら

3本の薔薇を私にくれた。








薔薇3本〜彼女ver.〜
# by naniwa410-317 | 2014-09-14 18:07 | 夢小説